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本来なら「投機性仮想通貨」と表現すべき


仮想通貨580億円の流出事件は、聞けば聞くほど理解不能で、もはや「ムンクの叫び」状態に陥ってます。
日本の犯罪史上、最大金額の盗難なのに、データだからピンとこないのです。

三億円事件(1968年)直後の、漫画「サザエさん」では、マスオがこたつに、つまみのイカリングを並べて、300000000と書き、「ふ〜ん」と寝そべる姿が描かれています。
サザエが、それを見て「何を考えているか、わかる」というのです。

お金の大きさを、庶民感覚でうまく表現していますね。
これが現在なら、イカ足でまず58を作り、それからリングを9個も並べなきゃならない。
どんだけの大金ですか?

もし現金だったら、ジュラルミンケース、約500個、トラックでも数台分です。
データって便利ですね。

犯人が「お前どこに、お金を隠しているんだ?」と聞かれて、ポケットからメモリースティックを出して、ニンマリかな。
実際は違うと思いますが、相当コンパクトでしょう。

この事件の不思議なのは、580億円を失っても460億円は、26万人の被害者に支払うと言ってることです。
本当にそんなに現金を持っているんですか? 
余裕があるなら、全額戻しましょうよ。
だいたい、120億円の差額って何ですか? 

はは〜ん、これは取り立て屋の「闇金ウシジマくん」に回収を頼んだから、手数料を払うってことか。

そんなアホな。

今後、いつお金が支払われるのか?

暗号化された仮想通貨のありかを探せるのか? 
取引所の再開はいつ? 
しばらく話題をさらいそうです。

われわれは「コイン」や「通貨」という言葉に、多大な信頼と幻想を抱き過ぎました。
本来なら「投機性仮想通貨」と表現すべきですよね。

昨年「いきなりステーキ」の「ペッパーフードサービス」社の株が、400円台から8000円へ20倍弱値上がりしました。

株の世界では、仮想通貨のように大化けすることが、よくあります。
だから仮想通貨は、株に近い商品と理解されたし。
株券は暴落もあるし、取引停止もあるしね。
通貨のくせに、取引停止をしちゃ、いけませんよ。